当社取り組み
当社は「顧客第一主義」の心構えのもと2023年、FSC®森林認証制度のCoC認証を取得いたしました。厳しい品質管理と、改善に努めています。また、新技術の導入、環境への配慮等、時代のニーズに応える努力を常に行っております。
FSC®認証
- 世界に責任ある森林管理を広めるための国際的な森林認証制度です。
FSC®認証は、Forest Stewardship Council® (FSC®:森林管理協議会)によって運営されている世界に責任ある森林管理を広めるための国際的な森林認証制度です。
認証を取得するには厳正な審査を行い、FSC規格の要求事項が満たされていると5年間有効な認証書が発行されます。また、認証を保持するためには毎年一回認証機関による年次監査を受け、FSC認証基準を継続的に順守しているかを認証機関の確認を行っています。
以下の2つの認証で成り立っています。
■FM認証(森林管理の認証)
適切な森林管理が行われていることを認証するもの
■CoC認証(加工・流通過程の管理の認証)
認証林からの木材及び管理原材料など、責任をもって調達された
原材料で作られている製品であることを認証するもの
- FSC認証紙をFSC認証を取得している印刷会社で印刷・加工を行って、はじめて「FSCのロゴマーク」を表示することが出来ます。
印刷物にFSC森林認証マークを付けるには、認証林から責任をもって調達された原材料であることに加え、流通加工業者が「CoC認証」を取得している必要があります。
具体的には、FSC認証紙をFSC認証を取得している印刷会社で印刷・加工を行って、はじめて「FSCのロゴマーク」を表示することが出来ます。
弊社も認証取得し、適切な管理を行っております。
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- 認証登録番号:SA-COC-012802
- ライセンス番号:FSC C182828
- ロゴマークの使用に関する費用は発生いたしません。
マークの使用時におけるサイズやフォント、余白等についてはFSCが厳格に管理しており、事前の承認が必要となります。(申請・認証に約1週間~10日ほどの時間がかかります。)
なお、その申請手続きは弊社が行います。
認証用紙、使用法等、お気軽にご相談ください。
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品質管理
- 富士美術印刷株式会社は、2002年9月2日に品質管理および品質保証の国際規格であるISO9001の認証を取得いたしました。
認証取得後、4回の更新審査を経て13年間におよび運用してまいりましたが、その効果が維持、継続されていることから、2015年9月8日をもって認証を返上し、自社運用に切り替えることといたしました。
認証返上後も、ISO委員会はそのまま継続し、品質マネジメントシステムの運用により、より良い製品提供を心掛けてまいります。
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中核的労働要求事項方針声明
- 労働における基本的原則及び権利に関するILO宣言に基づき、基本的権利に関する原則を尊重・促進・実現するため、下記の中核的労働基準を制定し準拠します。
- 1.児童労働の禁止
- 2.強制労働の禁止
- 3.雇用及び職業における差別の撤廃
- 4.結社の自由と団体交渉権の尊重
- 2022年11月24日
富士美術印刷株式会社
代表取締役社長 田中 正武
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環境配慮
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環境保護
- ベジタブルインキ、再生紙、PET加工など
ベジタブルインキとは、
- 再生産可能な大豆油、亜麻仁油、桐油、ヤシ油、パーム油等植物由来の油、及びそれらを主体とした廃食用油等をリサイクルした再生油。
- ベジタブルインキとは、インキ中に含有する植物油、または植物油を原料としたエステル※との合計が、含有基準量以上のインキ。
- ※植物油アルキッドについては、油長(植物油成分含有量)とする。
- インキ中の植物油含有基準量(重量%)
- ・新聞オフ輪インキ:30%以上
・ノンヒートオフ輪インキ:30%以上
・枚葉インキ:20%以上
(但し、金、銀、パール、白インキ:10%以上)
・ビジネスフォームインキ:20%以上
・ヒートセットオフ輪インキ:7%以上
・各種UVインキ:7%以上
・フレキソインキ:植物由来のタンパク3%以上 >
- (当社のすべての機械において、ベジブルインキを使用しています。)
再生紙とは、
- 再生紙とは古紙を原料の一部として作られた紙のことです。この再生紙を使用した場合、古紙の配合率を表記したマーク(再生紙使用マーク)を使用することができます。
PET貼加工は、
印刷物の光沢加工において、PET貼加工は今までのPP貼加工に比べ環境に優しく、素材がペットボトルと同様に、資源の再利用につながります。また
光沢、耐候性に優れています。
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個人情報保護と秘密保持方針について
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富士美術印刷株式会社(以下、当社という)は、顧客から当社にご提供いただく個人情報の保護と秘密保持に関して以下のとおり個人情報保護方針を定め、全従業員に個人情報保護の重要性を周知徹底し、以下のとおり誓約します。
1.秘密保持義務
当社は、顧客からご提供いただく個人情報を厳重に保管して保護します。
当社は、業務実施期間中はもとより業務終了後においても個人情報の秘密を保持し、顧客の承諾がある場合を除き、個人情報を第三者へ開示、提供、漏洩しません。
当社は、対象となる業務の実施目的以外いかなる目的のためにも個人情報を使用いたしません。
当社は、顧客からご提供いただく個人情報へアクセスする当社従業員を必要最小限の者に限定し、用紙であれば鍵をかけて保存、データはパスワードを設定し、本書に定める秘密保持業務と同一の義務を課します。
2.複製・複写等の禁止
当社は、顧客の事前の承諾がある場合を除き、個人情報の複製・複写を行わず、個人情報を当社の事業の場以外に持ち出さないものとします。
お客様の承諾なしに第三者に開示・提供することはもちろん、弊社の情報サービス(ダイレクトメール、その他)などへの目的外利用を行うことも一切ありません。
3.提供された個人情報の処分
当社は、対象となる業務に関する契約が終了した場合、または業務の合理的な保管期間が経過した場合は、提供された全ての個人情報を遅滞なく返却し、顧客の承諾に基づき複製・複写した物を当社の責任において全て消去・廃棄します。
4.協力会社等への委託について
当社は、利用目的の達成に必要な範囲内において個人情報の外部委託を行い、必要に応じて個人情報の安全保持に関する契約を締結し、厳重な管理監督を行います。
5.安全対策について
当社は、個人情報の漏洩、滅失、毀損などのリスクに対して、適切かつ合理的な安全対策を講じてセキュリティ対策を向上させ、万一の際には速やかに是正措置を行います。
また、環境の変化を踏まえ、適時・適切に見直してその改善を継続的に推進します。
- 令和3年5月1日
富士美術印刷株式会社
代表取締役社長 田中正武
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設備
- スーパーデジトリアルは、文字物(書籍など)には大変優れており、プロの厳しい要求にお応えする美しい文字物のレイアウトに力を発揮します。
美しい組版
ページレイアウトに優れたスーパーデジトリアルを使用することにより、市販のDTPソフトでは実現困難だった美しくて本格的なページレイアウトが可能です。
優れた編集機能
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文字物(書籍など)や一般書籍はもとより、イラスト、写真などの多い総合カタログ、さらに広告までをトータルに編集した新聞の作成も可能です。
自動処理
自動的にトリガーコマンド(レイアウト情報)を発生させ、自動処理を行うため、レイアウト工程を大幅に削減し、納期の短縮につながります。
オープンシステム
拡張性に優れたオープンシステムのスーパーデジトリアルはWindowsをOSとし、ワンソース・マルチユースも可能です。
- FUJIFILM製 Versant 3100 Pressを使用して、ドキュメントの少量多品種印刷を低価格で行います。MacとWindowsのデータが混在していてもOK。両面印刷も可能です。
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コストをを押さえて少部数を印刷
「コピーには枚数が多すぎるが、通常印刷にはロットが少ないので割高になる」といった「低価格少部数」のニーズにピッタリです。
色々なデータから印刷
「WindowsとMac、両方のデータを取り混ぜて出力したい」「既存のデータが半分と、紙原稿をそのまま使いたい、「新規に組んでほしい」といった様々な入稿形態に対し、まとめて出力いたします
製本・梱包・発送まで対応
ホチキス綴じ、製本、梱包といった仕上げ作業にも対応します。
とにかく急ぎ
「会議の資料を明日までに間に合わせたい」といった緊急の出力に対応します。
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●出力サイズ:A5/A3ノビ(309×440mm)
●用紙重量:四六判55kg~159kgまで
●各種用紙サイズに対応
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技術
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Adobe製品のWindows版、Microsoft Wordや、Excel、PowerPointなどに対応できます。マシン環境により、ユーザー外字などトラブル原因となるものもありますので事前にご確認ください。Windows DTPのお役立ち情報をまとめたハンドブックをご用意しています。
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情報処理対応
印刷時のデータを加工いたします。お使いのソフトで使用出来るフォーマットや、他の媒体への変換などもサポートいたします。
情報処理
・お客さまのデータを加工(印刷物へ組版)
・印刷物(組版)からお客様ご指定のデータ形式でデータ返却
・Microsoft Excel、Access、桐等のWindowsソフトにも対応可能
・電子ジャーナルプラットフォーム「J-STAGE」にも対応可能
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CTP(FMスクリーン&AMスクリーン)
2種類の網点(スクリーン)出力が可能です。一般的に使用されているAMスクリーンと、高精細FMスクリーン(Randot X)の出力が出来ますので、印刷物の用紙、絵柄等の条件により使い分けが可能です。
AMスクリーン
・網点が一定の間隔で規則的に並び、網点の大小により濃淡を表現
・安定した調子再現が得られる
・印刷しやすい
FMスクリーン
・一定の大きさの網点をランダムに分布させ、その密度により濃淡を表現
・ランダムに分布させるため、モアレが発生しない
・オプティカルドットゲイン効果により、彩度が向上する
・全体的にフラットな仕上がりイメージになる
・精度を求める印刷物に向いている
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CTPの普及に伴い、色調、内容確認の為のアウトプットとしてインクジェットタイプのDDCP(Direct Digital Color Proofing)を使用しています。
用紙については、本紙と同じにはなりませんが、印刷機をシミュレーションした色再現が可能で、実際の印刷を行わなくても、校正が出来るようになっています。
- 従来、出来上がった印刷物の評価はお客様の目視によって決められており、明確な基準がない中で印刷物は作成されてきました。当社では、Japan Color認証制度を基準カラーとして、各部門で適切に再現、不要な修正や刷り直しを削減しています。
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香り印刷
カプセルタイプ
印刷インキに、香り成分をカプセル化し、印刷。紙製品になったあと、印刷インキ部分を擦ることでカプセルが破壊され、香り成分が飛散しにおいを発散する方式。
用紙吸収タイプ
用紙に香り成分を吸収させ、印刷により香り成分が揮発しないようにした製法。
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